【パートナーニュース】コンバーティングテクノロジー総合展にてアルミ缶へのダイレクトプリントを実演KIT-CC、花王、D.I.E.C.

デイ・アイ・エンジニアリング株式会社(東京都墨田区)、KIT-CC株式会社(熊本県熊本市)のインクジェット印字部と花王LUNAJET水性インクを使って、缶/フィルム用インクジェット実験装置を開発、コンバーテック2018にて実演展示

このシステムは、ディ・アイ・エンジニアリング株式会社(東京都墨田区、以下D.I.E.C)http://www.diec.co.jp/ が自社の筺体に、インクジェット印字部をKIT-CC http://www.kit-cc.net/ から、インクは花王からそれぞれ提供を受け http://www.kao.com/jp/corporate/news/2018/20180214-001/ 実現した。

PDFダウンロード
https://app.box.com/s/atvx8d3md5220mhqko06uho02jdu8ebu

特徴をまとめると
*缶に下処理をしていない(今回はアルミ缶を使用)
*水性インクを使用
*乾燥は熱のみ
である。

写真表示

印字部は各色1ヘッドが固定されており、円筒型の素材が回転しながらヘッドの下を通過する動作となる。
動画1表示

各色を塗り重ねる動作を見やすくするため、缶の代わりに紙を巻いて横から撮影したもの。
動画2表示

動画撮影の前後を観察していると、缶が温まるまで印刷が始まらない。50度C見当。
定着は全く問題なく、剥離しない。
高速化を準備しており、1缶/1秒での印刷を目標としている。

考察
このシステムが画期的なのは、下処理無しの缶素材、フィルム素材に水性インクで印刷できることで、食品包材への実用的なデジタル印刷の展開が大きく開ける事であろう。
現在の軟包装向けのインクジェットはUVに依存しており、マイグレーションの問題を解消できない。またスイス基準、ネスレ基準を満たしたインクが存在せず、実質的に食品への包材としての道は閉ざされていたに等しい。
また現在軟包装のデジタル印刷の主力であるHP Indigoは、使用できる基材の制限、さらには生産性とコストから、本生産への展開には制限があった。

紙媒体用の大型インクジェット輪転機が、水性のインクを搭載して軟包装市場に登場する日も近いかもしれない。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ログイン

ピックアップ記事

  1. メタバースとは何か?なぜそれが私たちの業界にとって重要なのでしょうか?小さな印刷会社や代理店でも...
  2. <バリア性の紙が世界でいよいよ本格化> Amcor、launched a paper-bas...
  3. 印刷物は国境を越えて取引されており、欧州連合(EU)によって取引が非常に容易になっています。
  4. コロナ禍は、需要の縮小や新しい生産技術への投資の減少など、印刷会社とデジタル印刷生産市場にさまざ...
  5. <EUの再生樹脂の実証実験が活発> EUはプラスチックの再生に熱心である。
  6. 12月の印刷出荷額は70億ドルで、11月の71億ドルから減少し、12月は例年通り低迷する季節となった...
  7. 2022年3月22日(火)発行元企業によるプレスリリースプレゼンテーション向け化粧表紙と...
  8. 2021年11月の印刷出荷額は69億9,000万ドルで、10月の72億9,000万ドルから減少し...