PODi・EFI共催イベント“Connect Japan 2017”は、みなさまのおかげさまをもちまして、盛況のうちに終了いたしました。ご来場いただきました皆様に改めまして御礼申し上げます。
当日のイベント資料については下記からご覧いただけます。
スマート印刷ファクトリー(Yamaguchi)
エンドツーエンドソリューションEFI1024
ウエマツMIS_1021
Modern MIS – DA日本語
Measure and Manage – BH日本語
エグゼクティブサマリー
背景
スマートファクトリーへの大きな流れ
ドイツのインダストリー4.0がきっかけとなり関心が高まった、IoTを活用したスマートファクトリー化への動きが、広まりつつある。
産業界全体の流れが、印刷業界、包装業界でも顕著になりつつある。
印刷業界においてもdrupa2016で、Print4.0というコンセプトが発表されている
ラベル・パッケージ業界においてもInterpack2017でPackaging4.0というコンセプトを各業界がデモンストレーションを行った。
海外のラベル・パッケージ業界、印刷業界においては、MIS、あるいはワークフローをベースにしてスマートファクトリーを実現しようとする動きが強い。
主旨
入稿から出荷までをシームレスにカバーし、海外の市場で圧倒的なシェアを誇るEFIのエンドトゥエンドソリューションの最新の技術と導入事例を日本に紹介し、日本市場における今後の展開の第一歩とする。
セミナー内容サマリー
エンドトゥエンドソリューションとは?
スピーカー:(一般社団法人PODi代表理事 亀井雅彦)
- 印刷ジョブは工程が複雑、かつ単一商品の連続生産ではなく、ジョブの切り替え、段取りに工数、時間がかかるため、自動化、無人化が難しいが、カイゼンの余地は大きい。
- 印刷会社のエンドトゥエンドは入稿から出荷、クレーム処理までをカバーせねばならず、メーカーが自社機器内で完結できるものではなく、機器の連結による無人化は解ではない。
- 既存の設備を利用しながらエンドトゥエンドで、データの「収集→蓄積→分析→活用、さらに結果の収集→分析→活用」のサイクルを回していくソリューションが求め
られている。 - 他業界からのケーススタディ
EFIからのプレゼンテーション
スピーカー:EFI アジアパシフィック及び日本代表 Andy Yarrow・EFI アジアパシフィック営業開発部長 Daniel Aloi・EFI アジアパシフィック技術部長 Brad Hall
- EFIのつながる商品群~エコシステム~
近代的MISとは、単なる見積もりツールではなく、つながるシステム体系
MISは見積もりを作るためのものではなく人のタッチポイントを減らし、ワークフローを自動化し、ビジネスを管理するためにデータを駆使もの。 - 受注 -タッチポイントを取り除き、ジョブを素早く取り込む
受注したジョブを生産工程に取り込むための管理を減少させる。Web受注、自動面付けとプリプレスへのつながるによって、タッチポイントを減少させる - 設備管理
個々のあらゆる設備をJDFの互換性に頼らずに直接インターフェースを取る事で近代的MISにつながる。 - スケジュールの構築とボトルネックの管理
- ダイレクトマシンインターフェースーあらゆる設備を管理
- JDFも利用可能-各種データを収集
- ステータスアップデート-スケジュールを作成、ジョブ待ち時間を除去
- コスト計算-実時間に基づく正確な推定
- 生産ダッシュボード-ジョブの遅延を予測
- スケジュールと全体最適化
- MISにつながる出荷システム-二重入力を避け、出荷を最適化
パネルディスカッション
日本の実例 株式会社ウエマツのMIS “UMIS”
株式会社ウエマツ 執行役員製造本部製造統括部長 金子 純様
EFIのPace MISをベースとして顧客に貢献しているケーススタディ
コメンテーター:日本フォーム印刷工業連合会 専務理事 山口 実様