ウクライナの社員を救え! (ウクライナの現地従業員の安全確保に取り組む、米国の印刷会社) WhatTheyThink?

2022年3月22日(火)
発行元企業によるプレスリリース

プレゼンテーション向け化粧表紙とビジネス封筒を専門とする印刷会社であるCompany Folders, Inc.(以下、カンパニーフォルダー社)は、ロシアが国を包囲する中、同社のウクライナのチームを安全に移動させ、必要なものを確保するために活動しています。

(ミシガン州ポンティアック)ロシアがウクライナを包囲する中、米国のある印刷会社は、自社のウクライナの社員が安全に仕事を続けられるべく、奮闘しています。ウラジミール・ゲンデルマン氏は、プレゼンテーション用化粧表紙とビジネス封筒を専門とする印刷会社、カンパニーフォルダー社の創業者兼CEOです。ウクライナのハリコフ(Kharkiv)で生まれたゲンデルマン氏は、米国に移住して会社を設立し、その後ウクライナで、グラフィックデザイナー、ソフトウェアプログラマー、品質保証エンジニアなど7人のチームを雇用しました。ロシアの侵攻以来、ゲンデルマン氏と米国のチームは、ウクライナの従業員がより安全な地域に移動し、日々の生活を送るために必要な資金を確保するための支援活動を行っています。

(Cary SherburneのCompany Folder社ウラジミール・ゲンデルマン氏へのインタビュー動画はこちら

侵攻当初、ゲンデルマン氏は元米国陸軍大佐を招き、軍事戦術や戦略目標について助言を受けました。また、通信手段を複数用意し、万が一通信が途絶えた場合でも接続を維持できるようにしました。これらのチャンネルと軍事的な専門知識を駆使して、状況を分析し、各チームメンバーに助言することができました。またウクライナのチームは連携し、情報共有し、互いに助け合いながら安全を確保することができました。

ある社員はリヴィウ(Lviv)にいましたが、戒厳令が発令される前に、ほとんどすぐに国境を越えてポーランドに入ることができました。ある社員は戦略的に重要な鉄橋の近くにいましたが、標的になる可能性が高いと知らされ、橋が陽動作戦の標的となる前日に100マイル離れた地方に移動しました。4人の社員は家族とともにハリコフ(Kharkiv)において、砲撃で足止めされましたが、最終的に車を調達してウクライナ西部へ脱出することができました。最後の社員は、黒海からのロシアの侵攻経路に直接面しているミコライフ(Mykolaiv)にいました。高齢で移動できない両親のために、彼はそこに留まることを選択しました。

ゲンデルマン氏は、移動のための資金を提供するとともに、移動時の混乱、電力やインターネットの途絶、激しいストレスや精神的疲労で仕事ができなくなったとしても、給料が支払われることをチームに保証しました。カンパニーフォルダーズ社のチームは、親ロシアでウクライナからの分離主義者が蜂起した2014年にはドネツク(Donetsk)を拠点としていたため、ゲンデルマン氏は状況が急変する可能性があることを認識していたのです。そのために、銀行のインフラが故障した場合に備えて給与の前払いも提供し、バックアップとしてビジネス用の暗号口座も準備しました。

カンパニーフォルダーズ社の米国チームは、ウクライナの同僚たちのストレスを軽減するために、顧客に直接関わる仕事を引き受けたり、ウェブサイト開発プロジェクトの優先順位を変更したり、コミュニケーションの維持やサポートに努めたりしてきました。

ゲンデルマン氏は、従業員への支援に加え、米国に拠点を置く団体や、ウクライナの人道的・軍事的支援のニーズに応えるために活動する起業家の国際的ネットワークにも積極的に関与しています。

より詳しい情報とお問合せは、こちら https://www.companyfolders.com.

 

By Press release from the issuing company
Published Tuesday, March 22, 2022
原文 US Printing Company Works to Keep Ukrainian Employees Safe

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