ゲント(ベルギー)、2016年4月5日- drupaにおいて、Eskoは、姉妹企業のX-Rite Pantone、ならびに子会社のEnfocusとMediaBeaconの協力の下、革新的技術を幅広く展示します。drupaは、2016年5月31日~6月10日にドイツのデュッセルドルフで開催される予定です。ブースの位置は、ホール8b、スタンドA23です。
ブースの概要
900平方メートルあるブースのメイン部分は、6つの「インスピレーションゾーン」で構成されます。ここでは、典型的なパッケージ製作ワークフローの各ステップが紹介されます。各ゾーンは、展示企業によるソリューションや主要な革新的技術が展示されています。ゾーンの構成は次のとおりです。
- ブランド/仕様/ブリーフィング
- デザイン
- アートワーク/リプロダクション
- フレキソCTP
- 印刷/インク管理
- フィニッシング
各インスピレーションゾーンは、展示企業によるソリューションや主要な革新的技術が展示されています。インスピレーションゾーンの他に、Enfocusが製品を展示しています。また、Pantoneは、専用ゾーンにおいて、カラーインスピレーションやデザイン向けに優れた実績を誇るPantoneガイド/ツールを展示しています。
ブランド/仕様/ブリーフィングゾーン
このゾーンは、アイデアから製品に至るまで、全体的なパッケージ製作プロセスに焦点を当てています。ブランドオーナーやデザイナー、プレメディア、加工業者など、さまざまな関係者がつながり、MISやERP、PIM、MRM、コンテンツ管理など、さまざまなビジネスシステムが統合されます。X-Riteは、ブランドオーナーがカラーを選択して通知できる新しいツールを展示します。指定したカラーは、さまざまな基材、印刷プロセス、場所を横断して一貫して適用できます。X-Riteのデジタルカラー管理用PantoneLIVE、Eskoのプロジェクト管理用WebCenter、Eskoが2015年に買収したデジタルアセット管理会社のMediaBeaconのソリューションなどが展示されます。
デザインゾーン
このゾーンは、厳格なブランドオーナーの仕様に迅速かつ正確に適合するデザインを作成するプロセスに焦点を当てています。デザインを製作/ロジスティックスと結び付けることで、市場投入が加速できる点と、製作コストが発生する前に確実に実現可能なデザインを作成する点が特に重視されています。3Dとデジタルカラー仮想化により、ブランド承認がサポートされ、複雑なマルチコンポーネントのPOPディスプレイやパッケージにおいてもデザイン時間を抑えることができます。全体的に、自動エラー初期検知機能により、品質が向上します。展示ソリューションとしては、各種Pantoneカラーガイド(新しい拡張ガモットガイドを含む)、X-Rite CAPSURE、X-Rite i1Proソリューションなどがあります。他にも、パッケージやディスプレイ向けArtiosCAD構造デザイン、Cape Packパレタイジングソフトウェア、3Dグラフィカルパッケージデザイン用のStudio Visualizer、リアリスティックな小売店舗バーチャルシュミレーション用のStudio Store Visualizerなどが展示されています。
アートワーク/リプロダクションゾーン
このゾーンは、印刷対応アートワークを効率的に製作し、再作業を回避する方法に焦点を当てています。このゾーンで展示されるソリューションは、ワークフローの制御性能と効率性を高めることで、プリプレスを通じて、大量の小規模ジョブに対処する運用方法を示します。校正から製作対応ファイルへ、カラーの翻訳を正確に行うための最新技術が紹介されます。アートワーク/リプロゾーンで展示されるソリューションには、オンライン連携/アートワーク承認用のEsko WebCenter、WebCenter Content Management、新しいネイティブPDFプリプレスエディターのArtPro+、ArtPro+とリンクするAutomation Engineワークフロー自動化ソフトウェアなどがあります。この強力な組み合わせにより、エラーが60%減少し、アートワーク準備QAプロセスにかかる時間が50%削減されます。また、X-Rite i1ProソリューションファミリーやJudge QC Light Boothなども展示されます。